LightWave 2025 更新履歴

LightWave 2025.0.1 更新履歴

◆ LightWave 2025.0.1で修正や改善された機能

  • モデラーの修正
    • ボックスのフィレット(角の丸み)半径の制限が期待通りに動作するよう修正しました。)
    • Alembicのフレームオフセットの問題を修正しました。
    • フォルダ内に多数のファイルがある場合のAlembic名称の解析処理を修正しました。

  • Rhiggitサポートツール
    • ピックイット(PickIt) バージョン1
    • 2025専用バージョン(2024以前では動作しません)
    • ハンドイット(HandIt) V1 の更新
    • ハンドイット(HandIt) バージョン1
    • Handit.pyc

  • テキストツール
    • Add TextをTextに変更(すでにAddカテゴリ内にあるため)
    • バージョン2025のデフォルトメニューを追加
    • テキスト作成(Make Text)がプリセット内でユーザー編集可能なテキストを使用するように変更。初回実行時に、デフォルトの「スポンジボブ」フレーズを "presets/randomtext.txt" に転送。xpanExample.py シートにサブアイテムを追加。
    • テキストジェネレーター(Text Generator)に属性を追加。 UI ボタン用の Python スクリプトと、それを制御するマスター用 Pythonスクリプトを追加。 xpanel シートの制御を ctypes に直接依存しない形式に再構築し、新しいクラスファクトリーを使用。

  • プロシージャル・ジオメトリ
    • Dual MeshノードをRe-Meshにリネームし、Botsch-Kobbelt Re-meshオプションを追加
    • ProGeoにエッジおよびポイント法線を追加。 インスタンス追加(Add Instance)ノードとの接続を解除し、不正な入力がある場合に警告を表示
    • ProGeo StarのPythonスクリプトに、ロードおよびセーブ機能を追加
    • progeostar.py でハングする問題を修正。 ProGeoで属性の欠落が原因
    • Alignノードに必要なハンドラ定義が欠落していた問題を修正
    • Vector Alignノードを追加
    • ノード編集:属性コンテナベースのグラデーションノードACGradientを追加
    • ProGeoノードに Dual Mesh機能を追加。 Cinolibからデュアルメッシュを取り込むためにIRMB DLLを拡張
    • Mesh Funcs にメッシュミューテーション(Mesh Mutations) を追加し、サンプルおよびドキュメントも更新。 MathFuncsのグローバル定義を修正

  • STL/FBX (主にOSXにおける修正 STL/FBX)
    • MacOS (Intel版)での STL読み込み時のクラッシュを修正(FBXの問題も併せて解消)

  • TurbulenceFD
    • TFD(TurbulenceFD)で使用されるVDBリマッピング機能を追加

  • Kit Surfacer
    • グレースケール画像のガンマ値を 2.2 から 1 に修正

  • レンダーバッファ
    • LightWave を「感染性のある」カスタムAOV(Arbitrary Output Variable/任意出力変数)から保護(ワクチン的対応)
      元々の仕様では、サーフェイスノードの カスタムAOV出力に接続されている場合に限り、そのAOVの情報(名前)がサーフェイスデータに保存されるようになっていました。 しかしこの仕様では、AOV入力が接続される前にシーンを保存してしまうと、未使用のAOVがシーン読み込み時に消えてしまうという問題がありました。 この問題を解決するため、すべてのカスタムAOV名を、接続の有無にかかわらず保存するように一時的に仕様変更されました。 しかしその結果、オブジェクトを共有する複数のシーン間で AOVの情報が「感染」し、意図しないオブジェクトにもAOVが広がるという別の問題が発生しました。 そこで、元の仕様が復元されました。 今後は以下のように動作します:
      • サーフェイスには、実際に接続されている AOVの名前のみが保存される
      • シーンファイルには、すべてのカスタムAOV名が保存され、シーン読み込み時に復元される
      • ただしオブジェクト側では、保存時に接続されていた AOV のみを復元します
      • このようにして、AOVが他のシーンやオブジェクトに「感染」することを防ぎながら、必要な情報だけを確実に保持するように改良されています。

  • エッジスライド/ポイントスライド
    • 不連続ポイントは エッジスライド(EdgeSliding) でスライドしないように修正
    • サイドエッジが存在しない場合に発生していた エッジスライド(EdgeSliding)のクラッシュを修正
    • エッジスライド(EdgeSliding)にUVスライド機能を追加(※現在は正しく動作していません)

  • Octane
    • Octane:Volume Gradient Mapノードを追加
    • Octane:Gradient Mapノードが動作するように修正
    • Octane:バグ修正およびクリーンアップ
    • Octane:Octane Gradient Mapノードを追加
    • Octane:ACGradient にHermiteカーブの選択肢を追加
    • Octane向けの修正

  • ウェイトブラシ
    • LayoutToolをアップグレード(Shiftキー対応および新しいキー設定を追加)
    • ダイレクトペイント(Direct Paint)モードのラッソ選択用ホットキーを削除
    • Update ([->} ]->} ):選択の反転機能を追加
    • 参照テクスチャのスケールに関する問題:互換性を保つための切り替えスイッチを、今後追加する必要があります。
    • WeightBrushTool:最新のEigen APIを使用するように変更

  • ディスプレースメントブラシ
    • 新しいプラグインマップの修正を再修正:Clear MapがCollect Mapを選択しないように修正
    • 新しいプラグインマップの修正:Clear MapがCollect Mapを選択しないように修正
    • オートキー(Auto Key)対応のホットキーを更新
    • 元に戻す/やり直し用のホットキーを追加し、UIを修正
    • ループ選択の不具合を修正
    • クリアツール(Clear Tool)を追加

  • メタモーフィック
    • Metamorphic:Eigen / FMT APIを更新し、SDKフォルダーに移動
      ※Eigen 3.4 は現在入手可能な最新版です。
      Eigenは、LightWaveのコードのいくつかの箇所で使用されている数学ライブラリで、用途ごとに特定のバージョンを使っていることがよくあります。 FMT は、C++ のiostreamに代わる高速な出力フォーマットライブラリで、現在は Metamorphic のみで使用されています。

  • ノード編集
    • Probeツールのカラ―設定を更新
    • フレームノードの数が多すぎる問題に対応

  • Alembic
    • ネストされた空のモデルを含む Alembicファイルに対する潜在的な修正
    • Alembic シーンLight_Streaks_Ha.abcでのクラッシュを修正
      「_Ha」が誤って Blenderのテイク名として解析され、存在しないVelocityチャンネルのサンプラーを取得しようとしていたのが原因
    • Alembicにおけるモーションブラーの問題を修正(カメラ側のブラー処理を除去)

  • Python
    • XRay をリストに追加。 XRay モードは Pythonから設定可能に
    • xpanel対応のための SWIGラッパーを追加。 2つのノード xpanel用 Pythonサンプルを追加
    • lwoshape:macOSでの大文字小文字の警告を修正
    • lwoshape のビルドエラーをWindows環境で修正
    • LWOShapeカスタムオブジェクトおよびサンプルスクリプトを追加

  • 属性(主にPython向け)ATTRIBUTES:
    • モデラーにおけるイメージノードの修正。 sceneinfo チェックの方法を見直し
    • モデラーにおけるイメージノードの修正。 属性変更イベントが sceneinfo を参照していたが、これは Layoutでのみ使用可能であり、Modelerでは適用されないため修正
    • 属性変更イベントから VPARM setValue を一時的に削除(クラッシュの原因となるため、調査保留)
    • イメージノードに属性機能を追加。showAttributes を LWSDK のサンプルコンポーネントとして追加。 Python モジュールツール surfDict.py を追加して、サーフェイスをスキャン可能に。 LWAttrFloat3 などの複雑な型に対応するよう SWIG ラッパーを拡張。

  • Turbulence FD
    • Turbulence:CUDA 11.8 を使用するように変更

  • 設定
    • 設定が保存されない問題を修正
    • メニュー/キーマップの設定項目がすべて表示されるように変更
    • 設定パネル:スクロールバーがコントロールの背後に隠れる問題を修正
    • 色質感編集のウィンドウ位置を調整
    • コード解析に基づく調整を実施
    • ノード編集:フレームのコピーを無効化
    • オートキーのキーフレームが無視される問題を修正
      AutokeyのFixed FrameおよびFSPEオプションが誤ったイベントハンドラで処理されていたため、正しい場所へ移動し、正しく機能するように修正
    • カラーピッカーの設定が復元されない問題を修正
      カラーピッカーの値自体は復元されていたが、選択されたプラグインによってUIの表示がずれてしまうことがあった。
      プラグインの読み込みが完了した後に UI を更新することで、正しい表示に対応
    • カラーテーブルとバックアップパスがリセットされる問題を修正
      カラーテーブルおよびバックアップパスの読み込みがカスタムパスの使用(Use Custom Paths)オプションよりも先に行われていたため、意図せずリセットされてしまっていた。順序を調整して正常に動作するように修正

  • レイアウトの修正
    • md2000のディスプレース機能に nullのsurfaceIDをチェックする処理を追加。 パッケージシーンにおいて、ディレクトリおよび一時ディレクトリの情報を出力する print処理を追加。

LightWave 2024 更新履歴

LightWave 2024.2 更新履歴

◆ LightWave 2024.2で修正や改善された機能
  • ProGeoMeshFuncsのsetVMap()を修正し、どのようなvmapタイプでも受け入れられるように修正しました。
  • 開く(Load Scene)メニュー経由でFBXを読み込んだ後、ビューポートが応答しなくなる問題を修正しました。
  • macOSにおけるタイプミスにより、オブジェクトを開く(Load Object)にて、FBXファイルが読み込めなかった問題を修正しました。
  • progeo rootパネルのper mesh enable stateの保存処理が抜けていた問題を修正しました。
  • ParticleInfoノードの入力が、モード変更時に更新されない問題を修正しました。
  • GeoVDBNodeおよびVDBGeoNodeを修正しました。

  • MD2000 / Alembic の改善
    • 数値の問題を修正(30fpsで50フレームのMDDをスキャンすると、49フレームしか表示されなかった問題)
    • Alembicのフレームオフセットの問題を修正しました。
    • フォルダ内に多数のファイルがある場合のAlembic名称の解析処理を修正しました。

  • LWSDKサンプルの調整
    • 2GB のファイルサイズ制限を撤廃
    • HDRLS Octaneを修正しました。
    • macOSのビルドを修正しました。
    • フレームレート表示用のガジェットを追加しました。

  • バグ修正
    • 「FiberFxクラスターのバグ」— クラスタ化されたファイバーが誤ったUVおよびウェイトインデックスを使用していた問題を修正しました。
    • 「ゴースト半径の問題」— ProfileまたはRadius入力がvparmを上書きする場合の処理を修正しました。
    • 「カーブのオーバーラップ処理」— 2つの重なったエンドポイントが0のコード長を持つ場合の処理を修正しました。
    • IRMB .proファイルの修正(アーカイブとの整合性を確保)しました。
    • 「ブーリアン(Boolean)ノードでサブディビジョンオブジェクトを使用するとレイアウトがクラッシュする問題」を修正しました。サブディビジョンが非アクティブなパッチタグを持つオブジェクトに対応。IRMBにオーバーランチェックを追加しました。
    • 「Extrudeノードのオフセットが無視される問題」を修正しました。
    • 「Grid Geometryノードの修正」— ノードの入力値を修正し、ラジアルグリッドの入力を追加しました。
    • サーフェイスの置き換えのためのSurfaceライブラリ名称の処理を修正しました。
    • 「モデラーのGL設定変更後のリフレッシュ処理の問題」を修正しました。
    • コンテンツディレクトリの同期処理を修正しました。
    • 「モデラーのビューポートのパースペクティブ量設定が反映されない問題」を修正しました。
    • 「カラーテーブルとバックアップパスがリセットされる問題」を修正しました。

  • その他の修正内容
    • 「自動キー(Auto Key)が無視される問題」を修正しました。
    • 「カラーピッカーの設定が復元されない問題」を修正しました。
    • カスタムAOVの問題を修正しました。
    • 「環境設定(Preferences)パネルの設定が保存されない問題」を修正しました。
    • 「フレーム(Frames)ノードが多すぎる問題」を修正しました。
    • 「環境設定(Preferences)パネルのスクロールバーがUI要素の後ろに隠れる問題」を修正しました。
    • 「色・質感編集(Surface Editor)の位置がずれる問題」を修正しました。
    • ノードエディタのフレーム(Frames)をコピーしないように変更しました。
    • macOSでのSTLファイル読み込み時の強制終了を修正しました。
    • FBXファイル読み込み時の強制終了を修正しました。

LightWave 2024.1 更新履歴

◆ LightWave 2024.1で追加された主な新機能
  • Motion Dump & Motion Scoop(モーションダンプとモーションスコープ)
    レイアウト > 変形(Modify)タブ > モーションパス(Motion Path)に、以下2つの機能が追加されました。

    • モーションダンプ(Motion Dump):シーン内のアイテムやオブジェクトのモーションデータを一括でエクスポートできる機能です。この機能により、選択したオブジェクトやキャラクターの動きに関する情報を簡単に保存し、外部の関係者への共有や他のプロジェクトで再利用できるようになります。大量のモーションデータを一度に取り出すことができるため、複雑なアニメーションの管理や共有が効率的になります。

    • モーションスコープ(Motion Scoop):シーン内のモーションデータを特定の範囲で抽出(スコープ)し、再利用や分析を容易にする機能です。 モーションダンプ(Motion Dump)がシーンの全体のデータを出力するのに対して、モーションスコープ(Motion Scoop)は特定のモーションデータを必要な部分だけ選んで操作するため、データ量が多い場合や複数のキャラクターがいるシーンで役立ちます。

  • Motion Copy and Paste(モーションのコピー&ペースト)
    レイアウト > 変形(Modify)タブ > モーションパス(Motion Path)に、以下3つの機能が追加されました。<

    • モーションのコピー(Motion Copy):デフォルトのキーボードショートカットは「U」。このボタンで、選択したアイテムのモーションをシーン全体にコピーします。

    • モーションの貼り付け(Motion Paste):デフォルトのキーボードショートカットは「v」。これにより、選択したアイテムのモーションがシーン内で置き換えられます。

    • 高度なモーションコピー(Motion Paste Advanced):上記モーションのコピー(Motion Copy)のアドバンスト機能。 貼り付けるチャンネルを選択したり、フレームオフセットを設定することができます。

  • 高度なモーションコピー/貼り付け(Motion Copy/Paste ADV)
    レイアウト > RHiggit!タブ > 高度なコピー/貼付(Motion Copy/Paste ADV)

    • RHiggit機能に、高度なモーションコピー/貼付(Motion Copy/Paste ADV)が追加され、特定のフレーム範囲に対してモーションをコピー/貼り付けできるようになりました。

  • LD_InstanceDisplayに設定保存機能を追加
    レイアウト > LWPro Toolsメインメニュー > セットアップ(Setup) > Instancers GL Display
    Pro Toolのインスタンディスプレイ(InstanceDisplay)は、シーン内の一部またはすべてのインスタンスの表示を制御することができます。

    • 表示率(Display percentage):表示したいインスタンスの数を設定します。たとえば、インスタンス化された草のフィールド(地面)では、この値を低く設定することで、レイアウトのレスポンスが向上しますが、レンダリングには影響しません。

    • 選択オブジェクトのみ(Selected Objects only):影響を与えたいインスタンスを絞り込むことができます。

    • 表示モード(Display Mode):OpenGL上の表示のスタイルを選択します。

  • Octane DOF Rangeノードの追加

    LightWave独自のF-Stop(F値)を使用できるOctane DOF Rangeノードが追加されました。 DOF Rangeノードは、カメラとターゲットオブジェクト間の距離を測定し、被写界深度(DOF)の調整に使用ノードするです。これにより、DOFの目的に合わせて、焦点が合う範囲を正確に設定することができます。

◆ Mac

マルチスレッドプログラミング用のライブラリThreading Building Blocks (TBB) のサポートにより、Macの全般的な安定性が向上しました。 TBBは、複数のプロセッサコアを効率的に活用するためのツールを提供し、並列処理を容易に行えるようにします。


◆ サンプルコンテンツ

Turbulence FD (TFD) のデモシーンが更新され、TFDに関連する様々なサンプルシーンデータやシーンを開いた際に画面上に表示される解説などが追加されました。


◆ プロシージャルジオメトリ(Procedural Geometry)
  • From Mesh Geoノードがレイヤ化されたオブジェクトの最初のメッシュのみを表示する問題を修正

  • 外部から取り込まれたメッシュに対して、captureGeoプロセスの削除と再評価。(クラッシュを引き起こす原因の修正)

  • 同じ名前の複数のProGeoオブジェクトを追加する際に、重複オブジェクトの警告とリネームリクエスターを追加。

◆ Octane Render for LightWave
  • バンプの高さ(Bump height)のデフォルト値が、LightWaveでは、0.001として表示されますが、Octaneではその値の0.1倍として表示されます。

  • テクスチャディスプレイスメント(Texture Displacement)ノードの更新。いくつかのピンがOctaneに正しく接続されていませんでした。テクスチャフィルタリングが、ボックス(Box)フィルタとガウス(Gaussian)フィルタの両方で正常に機能するようになりました。

  • XPanels内のEボタンがデフォルトのコンテキストメニュー(右マウスボタンのクリック)をサポート。すべてのエンベロープ(E)ボタンがアプリケーション全体と同じ動作をするようになりました。

  • Glossyマテリアルの問題を修正しました。

  • カメラマッピング(Camera Mapping)ノードが選択したカメラフラグを正しく読み取らない問題を修正しました。

  • Octane:カメラマッピング(Camera Mapping)ノードに、以前の更新時に重複したコードが含まれていました。

◆ フロー(Flow)

LW_Flow: ドロップダウンが表示される際にシーンアイテムリスト(Scene Item List)を更新します。これにより、ユーザーが報告していたほとんどのセットアップの問題が解決されるはずです。


◆ レイアウト(Layout)
  • Turbulence FDプリセットの修正

  • 選択したライトのカラースペースがレンダリングでは更新されない問題:選択したライトの色がリニアに固定されていたのはパスの問題でした。特定の場所でカラースペース名を正しく参照できず、安全にリニアとして処理されていましたが、この問題は修正されました。

  • 非表示領域の情報がnullになっている問題:クラッシュを防ぐためにnullチェックを追加しました。また、調整が必要かどうかに応じて、コントロールの有効化・無効化を切り替えるための不可視のコントロールを追加しました。

  • リージョン(Region)オプションのnull問題修正:同様にリージョン(Region)オプションにもnullチェックを追加しました。ただし、現在も関連しない場合でもコントロールが有効になっているため、これについては今後対処が必要です。

  • シーン読み込み時のバグの修正:オブジェクトにインスタンスジェネレーターが設定されているが、インスタンスに適用するオブジェクトが存在しない、という問題を修正しました。

  • 同じ名前に変更されたシーンアイテム名に対して、エクスプレッションが反応しないように修正しました。

  • VDBが不規則な挙動を起こす問題を修正しました。

  • Alembicの.abc、.mdd、.xmlファイルでの大文字小文字の区別に関する問題を修正しました。

  • 主にBulletシミュレーションに影響する「2GB以上」の内部制限を外しました。

  • いくつかのボタン名を短く修正しました。

◆ モデラー(Modeler)
  • モデラーのワークスペースカラーのデフォルト設定:モデラーのワークスペースで使用されるカラーパレットのデフォルト設定に関する更新。

  • モデラーのデフォルト単位リセットの問題:モデラーで単位設定がリセットされてしまう問題を修正しました。

  • モデラーのリージョン/バックドロップの修正:モデラーのリージョン(領域)やバックドロップ(背景)に関連する問題を修正しました。

  • ローカライズ(l10n)の「.」が欠落していた問題、および、パスおよびファイル名のリコール機能(PasteSelectionFromClipboard)の修正:ローカライズで.(ピリオド)が欠けていた部分と、クリップボードから選択(PasteSelectionFromClipboard)オプションで貼り付ける際のパスとファイル名の再取得に関連する問題を修正しました。

  • ダブルクリックでの選択解除が解除できない問題を修正:ダブルクリックで選択解除が常に有効になってしまう問題を修正しました。この問題は、細部の編集時のカーソル挙動にも影響していました。

  • グリッドスナップの「Fine」と「Fixed」のコードとUIのインデックスが逆になっていた問題を修正:コード上でFine(細かい)とFixed(固定)のスナップが逆に設定されていたため、2番目と3番目の値がグリッドシステムに送られる際に入れ替わるよう修正しました。

  • モデラーの表示カラースペースの修正:OpenGLがカラースペースの設定を正しく読み込む前に参照していたため、起動時にカラースペース設定が同期されませんでした。これを改善し、設定データが読み込まれた後に、OpenGLの表示カラースペース設定に変更通知が送られるようにしました。

  • モデラーの背景(Backdrop)設定にアクセスした際にクラッシュが起こるバグを修正しました。

  • ポイントスライド(Point Slide)操作中に、ポイントが自動で結合される機能を追加しました。

  • 右クリックでポイントスライド(Point Slides)を使う際に発生していたバグを修正し、操作ハンドルが正しく動作するようにしました。

  • エッジスライド(Edge Slide)の数値入力がマイナスにできないバグを修正しました。

  • エッジスライド(Edge Slide)ツール
    • ポイントスライド(Point Slide)操作における制限や方向選択の問題を修正しました。

    • エッジスライド(Edge Slide)とポイントスライド(Point Slide)機能に関するさまざまなバグを修正しました。

    • エッジスライド(Edge Slide)の最大距離(Max Distance)オプションに関するバグを修正しました。

    • UIに表示される距離の設定が正しく機能しない問題を修正しました。

    • エッジスライド(Edge Slide)操作中にサブディビジョンサーフェスで発生していたクラッシュ問題を解決し、エッジチェーンが正しく作成されるよう修正しました。

    • 開いたエッジでスライドが無限に続いてしまう問題を修正しました。

    • エッジスライド(Edge Slide)操作中にクラッシュが発生したり、エッジ選択が消えてしまう問題を修正しました。

    • エッジスライド(Edge Slide)の修正:エッジをマージする際、エッジをマージポイントまでスライドさせ、右クリックするとクラッシュやエッジスライスが発生する問題を修正しました。

    • パーセントやミニスライダーを使用時に、開いたエッジでクラッシュする問題を修正しました。

    • 開いたエッジでのエッジスライド時にクラッシュしないように修正しました。UIの更新も期待通りに動作します。

    • エッジスライド中に右クリックするとクラッシュする問題を修正しました。

    • ポイントスライドで、UIを使用して特定の距離を設定できるようにしました。

◆ インタフェース(UI)
  • OBJ設定を若干変更しました。

◆ LW ProTools
  • Pro Toolsの一部の機能でローカライズが不足していた箇所を修正し、モデルプリセット(Model Preset)ライブラリを追加しました。

  • モーションデータをコピー&ペーストできる機能を追加し、Kit Surfacer用に新しいプリセットも追加しました。

  • MegaScans Surfacerでメタリックマテリアルが適用されないバグを修正しました。

  • Kit Surfacerにおいて、プリセットを設定フォルダに保存する機能を追加しました。これは、ユーザーがカスタム設定を使う場合に備えた処置です。

  • ルミナンス画像を追加する際に発生するエラーを修正し、サーフェスからTノードに新しいパイプを追加しました。これにより、Lumaに値が渡されるようになりました。

  • Set Position機能でローカライズに関する問題を修正しました。

  • L-Systemのプリセットが、システム全体のインストールフォルダおよびユーザー固有のフォルダに対応するようになりました。

◆ リギット(Rhiggit)
  • RHiggitリグを選択

  • RHiggitのコントロールリグを選択

  • ポーズのコピー&ペースト

  • モーションのコピー&ペーストの修正

  • 初回実行時のエラーを修正

◆ インポート/エクスポート(Import/Export)
  • OBJインポートのスケーリング問題を修正しました。

  • OBJオプションに関する問題を修正しました。

◆ その他
  • OpenVDBが巨大なオブジェクトである警告を1回だけ表示するようになりました。

  • PythonのHorizonスクリプトが、PCoreコンソールの出力Qtコントロールに過負荷をかけていた問題を修正しました。


LightWave 2024.0.1 更新履歴

◆ コンテンツ
  • 3rd party_support を含む LW_STATIC_CONTENT をサポート

◆ プロシージャルジオメトリ
  • 手続き型ジオメトリのモーション ブラー プレビューでのハングを修正しました。
    注意:プロシージャルジオメトリは現在、OpenGL または VPR のモーション ブラーではサポートされていません。この問題は将来のパッチで対処される予定です。

  • プロシージャルジオメトリのベースとして SubD オブジェクトを使用するとクラッシュする問題を修正しました。

  • Latheノードの回転が保存されない問題を修正しました。

  • プロファイルの反転を修正しました。

◆ Octane Render for LightWave
  • Octane: インスタンス化のクラッシュを修正

  • Octane: 「Reload scene also reload image maps(シーンを再読み込みするとイメージマップも再読み込みされます)」はデフォルトでオフになりました。

  • IPR のパンニングが壊れていましたが、2024.0.1 で修正されました。

◆ ノードエディター
  • ノード エディターに右クリック メニュー項目「全フレームを削除」を追加しました。フレームを右クリックすると、このオプションが表示されます

◆ レイアウト
  • ロード時にクラッシュを引き起こす vdb プリミティブ ファイル名の解析を修正しました。

  • チャンネルをベイクした後にグラフエディターを再度開くとクラッシュする問題を修正

  • 読み取り/書き込みエラーを防ぐために、一時ファイルを LightWave 独自の構成フォルダーに保存するように設定します。

◆ モデラー
  • テキストツールがクラッシュしていたのを修正しました。

◆ インターフェース
  • Qt ベースのスクロールバー上へマウスホイールをサポートしました。

◆ プリファレンス
  • OBJ 形式の設定の調整。「1レイヤー」のラベルが修正されました。

  • カラースペースのデフォルトとして設定

  • デフォルト単位のリセット - 単位システムが変更されると、境界内に留まるように、中間のエントリのデフォルト単位をリセットする必要があります。これは、デフォルト単位がすでに値をロードした後のロード中に発生していました。このリセットは、本当に必要な場合にのみ発生するようになりました。

  • た、PreferenceSystem ヘッダー定義のスペルエラーも修正されました。値は同じままなので、API には影響しません。

◆ インポート/エクスポート(Import/Export)
  • パスの読み取り/書き込みエラーを修正しました。

上記記載の更新履歴につきましては予告なく変更になる場合があります。